チヒロ | 2024年9月10日

ポータブル電源「PECRON E300LFP」は、コンパクトなサイズでありながら、288Wh(約90,000mAh)の容量と600Wの出力を誇ります。9つの出力ポートを搭載し、AC/DC出力には独立したスイッチと安全機能が備わっているため、安心して利用いただけます。ただし、消費電力が600W以上の家電製品には対応できませんので、ご留意ください。

春の訪れとともに始まるアウトドアシーズン

春が訪れ、アウトドアやキャンプに最適な季節がやってきました。私自身、アウトドアが大好きで、今年もキャンプの準備を進めています。以前はキャンプの装備にポータブル電源を考慮していませんでしたが、昨今の経験から、今やキャンプに欠かせないアイテムとなっています。

今回、私が準備したのはPECRONの「E300LFP」ポータブル電源です。さっそく、その実力を体験してみましょう。

外観とデザイン

まず、E300LFPの外観は、シンプルながら機能的なデザインが特徴です。ブラックの長方体ボディに、オレンジのTPUプロテクターが角に配置されています。上部には持ち運びやすいハンドルとワイヤレス充電エリアがあり、前面には多くの出力ポートとともに、電源の状態を一目で確認できるLEDディスプレイが配置されています。側面には充電ポートがあり、その上には弱光、強光、SOSの3つのモードを持つLEDライトが設置されています。

持ち運びやすさと高性能のバランス

アウトドアでの利用を考えると、ポータブル電源は軽量でコンパクトであることが求められます。しかし、バッテリー容量や持続時間とのバランスが重要です。PECRON E300LFPは、154mm×254mm×172mmのサイズと約4.8kgの重量で、小型ながらも288Whの容量と600Wの出力を実現しています。ピーク時には1200Wまで対応できるため、小さなボディに秘められた大きなパワーを感じられます。

多用途で使える多彩な出力ポート

E300LFPは8つの出力ポートを備えており、AC、DC、USB-A、USB-C、ワイヤレス充電など、さまざまな機器に対応しています。例えば、電気ケトルやアウトドアプロジェクター、車載冷蔵庫、ファンなどの電化製品に加え、ノートパソコンやドローン、スマートフォンなど、多様なシーンで活躍します。

充電方法と持続力

E300LFPは、市電やUSB-C、発電機、ソーラーパネル、車載充電など、さまざまな充電方法に対応しており、どんな環境でもバッテリーをチャージできます。特に、ソーラーパネルや車載充電のオプションにより、アウトドアでの長時間使用が可能です。

安全性と信頼性

E300LFPは、車載グレードのリン酸鉄リチウム電池を使用しており、優れた耐熱性と長寿命を誇ります。また、TPUプロテクターや防塵・防水仕様の保護カバーに加え、独自のBMS（バッテリーマネジメントシステム）による多重の安全対策が施されています。

実際の使用感

最後に、実際の使用感をお伝えします。AC出力での電気ケトルの使用や、ワイヤレス充電でのスマートフォン充電を行ったところ、E300LFPはそのパワフルな性能を遺憾なく発揮しました。キャンプやアウトドアだけでなく、家庭やオフィスでも活躍すること間違いなしです。

アウトドア用電源の購入を検討している方には、この「PECRON E300LFP」は、入門機として非常におすすめの一台です。