24時間の停電にポータブル電源は何Wh必要?容量の目安と選び方を解説

  • Aug 31
  • 作成者 PECRONJAPAN

突然の停電に備えてポータブル電源を用意したいけれど、「24時間なら何Wh必要?」と悩んでいませんか。

スマートフォンや照明だけなのか、冷蔵庫やPCまで使いたいのかによって、必要な容量は大きく変わります。

この記事では、24時間程度の停電に備えるポータブル電源の容量・出力の目安と、選び方を分かりやすく解説します。

1.24時間程度の停電に備えるポータブル電源の選び方

24時間程度の停電でも、使いたい家電によって必要なポータブル電源は変わります。

例えば、スマートフォンやLEDライトだけなら小容量でも対応しやすい一方、冷蔵庫や電子レンジ、PCなどを使いたい場合は、より大きな容量と出力が必要です。

「とりあえず1,000Wh」という選び方ではなく、停電中に何を使いたいのかを先に整理してから選びましょう。

①使いたい家電から必要な容量(Wh)を計算する

ポータブル電源の容量は「Wh(ワットアワー)」で表されます。

Whは、簡単にいうと「どれくらいの電力量を蓄えられるか」を示す数字です。

必要な容量を考えるときは、使用する家電の消費電力と使用時間から、

必要容量(Wh)≒ 消費電力(W)×使用時間(h)÷0.8

を一つの目安として計算できます。

例えば、合計100Wの機器を5時間使用する場合、

100W × 5時間 ÷ 0.8 = 約625Wh

となります。

ただし、これはあくまで目安です。実際にはAC変換によるロスや家電ごとの動作状況によって使用可能時間が変わります。

特に冷蔵庫のように、常に一定の電力を消費するわけではない家電は、カタログ上の消費電力だけで24時間分を単純計算しないよう注意しましょう。

24時間の停電で使いたい機器別の容量目安

停電中に使いたい機器 容量の目安
スマートフォン・LEDライト中心 100~300Wh程度
スマホ・照明・Wi-Fiルーター 300~500Wh程度
スマホ・照明・ノートPCなど 500~1,000Wh程度
冷蔵庫+スマホ・照明など 1,000Wh以上を検討
複数の生活家電を使用 2,000Wh以上を検討

これは「24時間なら必ずこの容量が必要」という意味ではありません。

例えばスマートフォンを数回充電するだけなら、100Wh前後でも十分な場合があります。

一方、冷蔵庫を含めて複数の機器を長時間使う場合は、必要な容量が大きくなります。

そのため、**「停電時間=必要容量」ではなく、「停電中に使用する電力量=必要容量」**と考えることがポイントです。


②定格出力(W)は使いたい家電の消費電力を上回るモデルを選ぶ

容量と同じくらい重要なのが「定格出力」です。

定格出力は、ポータブル電源が継続的に供給できる電力の大きさを示します。

例えば、1,200Wの電気ケトルを使いたいのに、ポータブル電源の定格出力が600Wしかなければ、容量が十分に残っていても使用できません。

そのため、

ポータブル電源の定格出力 > 使用する家電の消費電力

となるように選ぶ必要があります。

さらに複数の家電を同時に使う場合は、消費電力を合計して考えます。

例えば、

  • 電気ケトル:1,000W
  • ノートPC:60W
  • LED照明:10W

なら、合計は1,070Wです。

この場合、定格出力600Wのモデルでは対応できないため、より高出力のモデルが必要になります。

また、冷蔵庫などモーターを搭載した機器では起動時に一時的に大きな電力が必要になることがあります。定格出力だけでなく、瞬間最大出力も確認しておくと安心です。


③停電前にすぐ準備できる「急速充電対応」もポイント

台風や大雨など、停電の可能性をある程度予測できるケースでは、事前にポータブル電源を充電しておくことが重要です。

しかし、「停電するかもしれない」と気付いた時点で残量が少ないと、充電に時間がかかるモデルでは十分な電力を確保できない可能性があります。

そこで確認しておきたいのが充電時間です。

PECRON F1000LFPは最大1,000WのAC入力に対応し、0~80%まで約50分、0~100%まで約1.3時間で充電できます。

F3000LFPもAC入力最大1,800Wに対応し、AC充電は約2時間、AC+ソーラー充電なら最大2,800W入力で約1.5時間の充電が可能です。

「停電前に急いで備えたい」という場合は、容量だけでなくフル充電まで何時間かかるかも確認しておきましょう。


④長時間の停電を考えるならソーラー充電にも注目する

24時間程度の停電であっても、実際には予定より復旧が遅れる可能性があります。

そこで、ポータブル電源本体の容量だけでなく、停電中に再充電できるかも確認しておくと安心です。

ソーラーパネルに対応したモデルなら、晴天時に太陽光から電力を補充できます。

ただし、ソーラー充電は天候、日照時間、設置角度、周囲の影などによって発電量が変わります。

そのため、

大容量のポータブル電源+ソーラー充電

という組み合わせでも、「天気が悪ければ充電できない可能性がある」ことを前提に、必要な容量を考えておきましょう。

PECRON F1000LFPは最大600W、F3000LFPは最大1,600Wのソーラー入力に対応しています。


⑤24時間の停電なら「必要な家電」を先に決める

24時間用のポータブル電源を選ぶとき、最初に容量を決めるより、

「停電したら何を使いたい?」

から考えるほうが失敗しにくくなります。

例えば、

最低限の備え

スマートフォン+LEDライト

なら、小容量モデルでも対応しやすいでしょう。

生活をある程度維持したい

スマートフォン+照明+Wi-Fi+ノートPC

なら、500~1,000Whクラスが候補になります。

冷蔵庫までバックアップしたい

冷蔵庫+スマートフォン+照明+通信機器

なら、1,000Wh以上を検討したほうが安心です。

生活家電まで使いたい

冷蔵庫+テレビ+電子レンジ+照明など

の場合は、容量だけでなく定格出力も必要になるため、2,000Wh以上の大容量・高出力モデルも検討対象になります。

このように、「24時間」という時間だけでは必要なWhは決まりません。

使用する家電、同時に使う機器、1台あたりの消費電力を整理してから、容量と定格出力を決めることが重要です。

2.24時間の停電におすすめのPECRONポータブル電源

24時間程度の停電に備える場合でも、必要な容量は「何を使うか」によって変わります。

スマートフォンや照明など最低限の機器だけなら小容量モデルでも対応できますが、冷蔵庫や電子レンジ、PCなどまで使いたい場合は、容量だけでなく定格出力にも余裕が必要です。

PECRONでは、コンパクトなモデルから大容量・高出力モデルまで、停電時の用途に合わせて選べるポータブル電源を展開しています。

① PECRON E300LFP|スマホや照明など最低限の停電対策に

PECRON E300LFP ポータブル電源|LEDライト搭載で停電時や夜間作業の照明として活用可能

停電時にスマートフォンやLEDライト、ルーターなど、最低限の機器を使えればよいという場合は、コンパクトなモデルが使いやすいでしょう。

PECRON E300LFPは、288Whの容量と600Wの定格出力を備えた小型ポータブル電源です。重量は約4.8kgで、停電時に収納場所から取り出して別の部屋へ移動しやすいサイズになっています。

また、AC・USB-C・USB-A・DCなど複数の出力に対応しているため、スマートフォンだけでなく、照明や通信機器などにも利用できます。USB-Cは最大100Wに対応しています。

さらに、AC・USB-C・ソーラーの3入力を組み合わせた充電にも対応しており、最大300Wの入力が可能です。停電が長引いた場合の再充電方法も確保しやすいでしょう。

PECRON E300LFPの主なスペック

項目 PECRON E300LFP
容量 288Wh
定格出力 600W
USB-C 最大100W
ソーラー入力 最大100W
重量 約4.8kg
バッテリー リン酸鉄リチウムイオン電池
主な用途 スマートフォン・照明・ルーター・小型機器

② PECRON E500LFP|スマホ・照明・通信機器をもう少し長く使いたい人に

3500回以上の充放電に対応したリン酸鉄リチウム電池搭載E500LFP

スマートフォンだけでなく、照明やWi-Fiルーター、ノートPCなども一緒に使いたい場合は、500Whクラスが候補になります。

PECRON E500LFPは、576Whの容量と600Wの定格出力を備えています。E300LFPの2倍の容量があるため、24時間の停電対策で複数の小型機器を使用したい場合に、より余裕を持たせやすいモデルです。

USB-Cは最大100W、USB-Aは2ポートを搭載。AC・USB・DCを使い分けられるため、スマートフォンやPC、照明などをまとめてバックアップしやすくなっています。

AC充電は最大400Wに対応し、最短約1.5時間でフル充電できます。また、UPS・パススルー機能にも対応しているため、停電対策として常時接続したい機器にも活用できます。

PECRON E500LFPの主なスペック

項目 PECRON E500LFP
容量 576Wh
定格出力 600W
USB-C 最大100W
USB-A 2ポート・最大18W
ソーラー入力 最大100W
重量 約6.75kg
バッテリー リン酸鉄リチウムイオン電池
主な用途 スマホ・照明・ルーター・PC・防災

③ PECRON F1000LFP|冷蔵庫やPCなども含めて24時間備えたい人に

スマートフォンや照明だけでなく、冷蔵庫、テレビ、ノートPCなど複数の機器をバックアップしたい場合は、1,000Whクラスが候補になります。

PECRON F1000LFPは、960Whの容量と1,500Wの定格出力、瞬間最大3,000Wを備えています。

そのため、一般的な小型モデルよりも幅広い家電に対応しやすく、24時間の停電時に「スマホだけでなく、できるだけ普段の生活を維持したい」という場合に向いています。

また、最大1,000WのAC急速充電に対応し、0~80%まで約50分で充電できます。停電が発生する可能性があると分かった段階で、短時間で備えやすい点も特徴です。

さらに、最大600Wのソーラー入力、UPS、Bluetooth対応アプリ、合計10ポートの出力にも対応しています。

PECRON F1000LFPの主なスペック

項目 PECRON F1000LFP
容量 960Wh
定格出力 1,500W
瞬間最大出力 3,000W
ソーラー入力 最大600W
AC充電 0~80% 約50分
バッテリー リン酸鉄リチウムイオン電池
主な用途 冷蔵庫・PC・テレビ・照明・防災

④ PECRON F3000LFP|複数の生活家電を24時間バックアップしたい人に

停電中も冷蔵庫だけでなく、電子レンジ、IH調理器、テレビ、PCなど複数の家電を使いたい場合は、さらに大容量・高出力のモデルを検討する必要があります。

PECRON F3000LFPは、3,072Whの大容量と3,600Wの定格出力を備え、瞬間最大出力は4,500W(5秒)です。

3,000Whクラスの容量があるため、24時間の短期停電だけでなく、停電が想定より長引いた場合のバックアップとしても検討しやすいでしょう。

また、UPS機能を搭載しており、停電を検知すると自動的に電源供給へ切り替える仕様です。さらに、AC充電で約85分で80%まで充電でき、ソーラー入力にも対応しています。

一方で、本体は約28kgと大容量モデルならではの重量があります。そのため、頻繁に持ち運ぶというより、自宅など決めた場所で非常用電源として使うスタイルに向いています。

PECRON F3000LFPの主なスペック

項目 PECRON F3000LFP
容量 3,072Wh
定格出力 3,600W
瞬間最大出力 4,500W(5秒)
ソーラー入力 最大1,600W
UPS 対応
バッテリー リン酸鉄リチウムイオン電池
主な用途 冷蔵庫・電子レンジ・IH・PC・家庭用バックアップ

24時間の停電なら、どのPECRONを選ぶ?

4モデルの特徴を比較すると、以下のように整理できます。

モデル 容量 定格出力 24時間停電での主な用途
E300LFP 288Wh 600W スマホ・照明・ルーターなど
E500LFP 576Wh 600W スマホ+照明+PCなど
F1000LFP 960Wh 1,500W 冷蔵庫・PC・テレビなど
F3000LFP 3,072Wh 3,600W 複数家電・高出力機器・長時間の停電対策

例えば、スマートフォンやLEDライトだけならE300LFPでも十分な場合があります。

一方、通信機器やノートPCまで使うならE500LFP、冷蔵庫などもバックアップしたいならF1000LFP、複数の生活家電をまとめて使いたいならF3000LFPというように、使用する機器から容量と出力を決めるのがおすすめです。

なお、24時間分の電力を確保したい場合でも、家電の消費電力と使用時間によって必要容量は大きく変わります。ポータブル電源の表示容量だけで判断せず、実際に使用する機器から計算しておきましょう。

3.停電時にポータブル電源で使える家電と使用時間の目安

24時間程度の停電に備える場合、「何Whのポータブル電源が必要か」を考えるだけでなく、実際にどの家電をどのくらい使えるのかも確認しておきましょう。

同じ容量でも、消費電力の小さいスマートフォンやLEDライトなら長時間使用できますが、電子レンジや電気ケトルのような高出力家電では使用時間が短くなります。

ここでは、一般的な消費電力をもとに、24時間停電時の使用時間を計算してみます。

①スマートフォン|何回も充電しやすい

スマートフォンは消費電力が比較的小さいため、ポータブル電源との相性がよい機器です。

例えば、スマートフォン1回の充電に約20Wh必要だと仮定すると、288Whのポータブル電源では、変換ロスを考慮して、

288Wh × 0.8 ÷ 20Wh ≒ 約11回

が一つの計算上の目安になります。

ただし、実際の充電回数はスマートフォンのバッテリー容量、充電効率、ポータブル電源の出力方法などによって変わります。

家族分のスマートフォンを充電する場合は、必要な台数と1日の充電回数をあらかじめ計算しておきましょう。


②LED照明|低消費電力なら長時間使用できる

停電時に欠かせないのが照明です。

例えば10WのLEDライトを使用する場合、500Whのポータブル電源なら、

500Wh × 0.8 ÷ 10W = 約40時間

が計算上の目安になります。

24時間ずっと点灯させるのではなく、必要な時間だけ使用すれば、500Whクラスでも長時間の照明を確保できます。

また、USB給電に対応したLEDライトなら、AC出力を使わずUSBポートから直接給電できるモデルもあります。


③Wi-Fiルーター|停電時の情報収集にも活用できる

停電すると、スマートフォンのモバイル通信だけでなく、自宅のWi-Fi環境も使えなくなる場合があります。

Wi-Fiルーターの消費電力は製品によって異なりますが、仮に10Wとすると、500Whのポータブル電源では、

500Wh × 0.8 ÷ 10W = 約40時間

が計算上の目安です。

ただし、光回線のONUやホームゲートウェイなど、ルーター以外の通信機器にも電源が必要な場合があります。

そのため、停電中もインターネットを利用したい場合は、ルーターだけでなく通信設備全体の消費電力を確認することが大切です。


④ノートPC|仕事用なら500~1,000Whクラスが候補

在宅勤務やテレワーク中の停電を想定するなら、ノートPCのバックアップ電源も用意しておきたいところです。

例えばノートPCの消費電力を60Wとして、500Whのポータブル電源から給電する場合、

500Wh × 0.8 ÷ 60W ≒ 約6.7時間

が計算上の目安になります。

実際にはPCの処理負荷やディスプレイの明るさなどによって消費電力が変化するため、使用時間は前後します。

また、外部モニターやWi-Fiルーターを同時に使用する場合は、それらの消費電力も加算して考える必要があります。


⑤テレビ|災害情報を確認したい場合に便利

停電中はテレビから災害情報や避難情報を確認したい場面もあります。

例えばテレビの消費電力が60Wで、1日に5時間使用する場合、

60W × 5時間 = 300Wh

となります。

変換ロスを考慮すると、それだけで400Wh程度の容量が必要になる計算です。

ここにスマートフォンや照明、Wi-Fiルーターなどを加える場合は、500Whクラスでは余裕が少なくなる可能性があります。

テレビを長時間使用したい場合は、1,000Wh前後以上の容量も検討しましょう。


⑥冷蔵庫|24時間の停電対策では容量と出力の両方が重要

冷蔵庫は停電時に特に気になる家電の一つです。

ただし、冷蔵庫は常に一定の電力を消費しているわけではありません。コンプレッサーが動作している時間などによって消費電力が変わるため、製品仕様に記載された定格消費電力だけから24時間の使用時間を正確に算出することはできません。

例えば平均消費電力を50Wと仮定すると、

50W × 24時間 ÷ 0.8 = 1,500Wh

となります。

これはあくまで計算上の例ですが、冷蔵庫を24時間バックアップしたい場合、1,000Wh未満では容量が不足する可能性があります。

さらに、冷蔵庫は起動時に一時的に大きな電力を必要とする場合があるため、容量だけでなく定格出力と瞬間最大出力も確認してください。


⑦電気ケトル・電子レンジ|使える時間は短くても便利

電気ケトルや電子レンジは消費電力が大きいため、ポータブル電源の容量を多く消費します。

例えば電気ケトルを1,000Wで5分使用すると、

1,000W × 5分 ÷ 60 = 約83Wh

の電力量を消費します。

500Whのポータブル電源であれば、理論上は数回使用できますが、変換ロスなどを考慮すると実際に使用できる回数はさらに少なくなります。

一方で、電子レンジや電気ケトルを使用できるかどうかは「容量」よりもまず定格出力が重要です。

例えば1,200Wの電気ケトルを使うなら、定格出力600Wのポータブル電源では使用できません。

そのため、高出力家電を停電時に使いたい場合は、必要なW数を先に確認しておきましょう。


24時間停電時の使用時間を計算してみる

ポータブル電源の容量だけでなく、「どの家電を何時間使うか」を整理すると、必要な容量が見えてきます。

例えば、以下のような使い方を想定します。

家電・機器 消費電力の例 使用時間 消費電力量
LED照明 10W 5時間 50Wh
Wi-Fiルーター 10W 10時間 100Wh
ノートPC 60W 6時間 360Wh
テレビ 60W 5時間 300Wh
スマートフォン2台 約20Wh/回 各2回 約80Wh
合計 約890Wh

この例では、実際の消費電力量だけで約890Whになるため、変換ロスを考慮すると1,000Wh以上の容量が一つの目安になります。

ただし、実際の家庭ではすべての機器を同時に使用するとは限りません。

そのため、「24時間だから24時間すべての家電を動かす」と考えるのではなく、必要な時間だけ使用する機器と、常時稼働させたい機器を分けて計算することがポイントです。


24時間の停電で使いたい家電から容量を選ぶ

目安として整理すると、以下のようになります。

使いたい機器 容量の目安 特に確認したいこと
スマートフォン・LEDライト 100~300Wh程度 USB出力・ポート数
スマホ・照明・Wi-Fi 300~500Wh程度 容量・USB出力
ノートPC・テレビなど 500~1,000Wh程度 容量・定格出力
冷蔵庫+スマホ・照明 1,000Wh以上を検討 容量・定格出力・最大出力
複数の生活家電 2,000Wh以上を検討 容量・定格出力

※実際の使用時間は、家電の消費電力、使用状態、変換効率、周囲の温度などによって変わります。

24時間の停電に備えるなら、「何Wh必要か」だけでなく「何Wの家電を使いたいか」もセットで考えることが重要です。

4.24時間の停電対策に関するFAQ

24時間程度の停電に備えるポータブル電源について、「何Wh必要?」「冷蔵庫は使える?」「充電しておけば大丈夫?」など、よくある疑問をまとめました。

Q1.24時間の停電なら、ポータブル電源は何Whあれば足りますか?

A.使いたい家電によって異なります。

スマートフォンやLED照明だけなら、100~300Wh程度でも対応できる場合があります。

一方、Wi-FiルーターやノートPC、テレビなども使いたい場合は、500~1,000Wh程度を検討するとよいでしょう。

さらに冷蔵庫や複数の生活家電までバックアップしたい場合は、1,000Wh以上、用途によっては2,000Wh以上の容量が必要になることもあります。

容量は、

必要容量(Wh)≒ 消費電力(W)×使用時間(h)÷0.8

を目安に計算してみてください。


Q2.1,000Whのポータブル電源なら、24時間使えますか?

A.「1,000Wh=24時間使える」というわけではありません。

使用時間は、接続する機器の消費電力によって大きく変わります。

例えば平均100Wの機器を使用する場合、

1,000Wh × 0.8 ÷ 100W = 約8時間

が計算上の目安です。

同じ1,000Whでも、50Wなら約16時間、200Wなら約4時間というように、使用電力が大きくなるほど使える時間は短くなります。

そのため、「24時間」という時間だけで容量を決めるのではなく、実際に使用する機器と使用時間から計算することが大切です。


Q3.24時間の停電で冷蔵庫を動かせますか?

A.ポータブル電源の容量・定格出力が冷蔵庫の条件を満たしていれば、使用できる場合があります。

ただし、冷蔵庫は常に一定の電力を消費するわけではなく、コンプレッサーの運転状況によって消費電力が変化します。

さらに、起動時には一時的に大きな電力が必要になる場合があります。

そのため、冷蔵庫を24時間バックアップしたい場合は、

容量(Wh)+定格出力(W)+瞬間最大出力

の3つを確認してください。

冷蔵庫の消費電力は製品によって異なるため、購入前に本体の仕様や取扱説明書を確認することをおすすめします。


Q4.24時間の停電ならスマートフォンだけ備えれば十分ですか?

A.スマートフォンだけでなく、照明や通信機器もあわせて備えておくと安心です。

スマートフォンは連絡や情報収集に欠かせないため、停電時の重要な電源確保先の一つです。

しかし、停電が夜間に発生すれば照明も必要になります。また、自宅でインターネットを使いたい場合は、Wi-Fiルーターなどの通信機器にも電源が必要です。

そのため、最低限の停電対策なら、

スマートフォン+LED照明+通信機器

を基準に必要容量を考えるとよいでしょう。


Q5.台風など停電が予想される場合、いつ充電しておけばいいですか?

A.停電の可能性があると分かった時点で、早めに満充電にしておくのがおすすめです。

台風や大雨などの場合、停電が発生する前に準備できることがあります。

ポータブル電源は、容量が大きいほど充電に時間がかかる場合があるため、直前に充電を始めるより、早めに準備しておくほうが安心です。

急速充電に対応したモデルなら、短時間でも充電しやすくなります。

また、停電前に、

  • ポータブル電源本体
  • スマートフォン
  • モバイルバッテリー

などをまとめて充電しておくと、停電後の電力消費を抑えやすくなります。


Q6.停電中にポータブル電源を充電することはできますか?

A.ソーラー充電などに対応したモデルなら、停電中でも再充電できる場合があります。

ACコンセントからの充電は停電するとできなくなりますが、ソーラーパネルに対応したポータブル電源なら、日中に太陽光から電力を補充できます。

ただし、天候や日照条件によって発電量が変わるため、雨や曇りが続く場合は十分に充電できない可能性があります。

24時間を超える長時間停電まで想定するなら、本体容量だけでなく、ソーラーなどの再充電手段も確認しておくとよいでしょう。


Q7.24時間の停電なら大容量モデルを選んだほうが安心ですか?

A.大容量であるほど多くの機器を長時間使いやすくなりますが、必ずしも必要とは限りません。

例えば、スマートフォンとLED照明が中心なら、大容量モデルは必要以上になってしまう可能性があります。

一方、家族で複数のスマートフォンを充電しながら、冷蔵庫やテレビ、PCなども使いたい場合は、大容量モデルのメリットが大きくなります。

また、大容量モデルは本体サイズや重量も大きくなる傾向があるため、

必要な電力量 × 使用する日数

を基準に選ぶことが重要です。


Q8.24時間の停電対策では、ポータブル電源以外に何を準備しておけばいいですか?

A.照明・通信手段・モバイルバッテリーなどもあわせて準備しておくと安心です。

ポータブル電源があっても、停電時にはすぐに取り出せる照明や、スマートフォンの充電ケーブルなどが必要になります。

例えば、

  • 懐中電灯・LEDランタン
  • スマートフォン
  • モバイルバッテリー
  • ラジオ
  • 飲料水
  • 非常食

などをまとめて用意しておくと、停電時にも対応しやすくなります。

内閣府も、日頃から家庭で災害への備えを行い、必要な物資を準備しておくことを呼びかけています。


5.まとめ|24時間の停電は「何を使うか」から容量を決めましょう

24時間程度の停電に備えるポータブル電源は、単純に「1,000Whあれば大丈夫」と決めるのではなく、停電中に使いたい家電と使用時間から必要な容量を考えることが重要です。

スマートフォンやLED照明だけなら小容量でも対応しやすく、Wi-FiルーターやノートPC、テレビまで使う場合は500~1,000Wh程度、冷蔵庫や複数の生活家電までバックアップする場合は1,000Wh以上を検討するとよいでしょう。

また、容量だけでなく、

  • 定格出力(W)
  • 瞬間最大出力
  • 充電時間
  • ソーラー充電への対応
  • 本体サイズ・重量

も確認しておきましょう。

PECRONでは、スマートフォンや照明などの最低限の停電対策に使いやすいE300LFP、複数の機器に対応しやすいE500LFP、より大きな電力が必要な家庭向けのF1000LFP・F3000LFPなど、用途に合わせて選べるポータブル電源を展開しています。

「24時間の停電だから大容量」という考え方ではなく、自宅で本当に必要な電力を計算してから選ぶことが、無駄のない停電対策につながります。

また、停電が想定より長引くことも考えて、普段からポータブル電源を充電しておき、必要に応じてソーラー充電などの再充電方法も準備しておきましょう。

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