2泊3日のキャンプにポータブル電源は何Wh必要?容量の計算方法と選び方を解説

  • Aug 13
  • 作成者 PECRONJAPAN

2泊3日のキャンプにポータブル電源を持っていく場合、「何Whあれば足りるのか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。

キャンプで必要な容量は、泊数だけで決まるものではありません。スマートフォンや照明だけを使うのか、電気毛布・扇風機・ポータブル冷蔵庫まで使うのかによって、必要な電力量は大きく変わります。

例えば、スマートフォンやLEDランタンが中心なら比較的小容量でも対応できますが、連泊中に冷蔵庫や季節家電を使う場合は、1,000Whを超える容量が必要になることもあります。実際にキャンプ用ポータブル電源の容量は、「何を何時間使うか」を基準に考えるのが基本です。

この記事では、2泊3日のキャンプで想定される使用シーンごとに必要な容量を計算し、容量以外に確認しておきたい定格出力や充電方法まで詳しく解説します。

1.2泊3日のキャンプに必要なポータブル電源の容量目安

2泊3日のキャンプでは、使用する家電によって必要なポータブル電源の容量が大きく変わります。

「とりあえず大容量を選ぶ」のではなく、キャンプ中に使いたい機器を先に書き出して、必要な電力量を計算することが大切です。

ここでは、代表的な3つのパターンから必要容量の目安を見ていきましょう。


①スマホや照明など最低限の使用なら500~1,000Wh程度が目安

スマートフォンの充電やLEDランタンなど、消費電力の小さい機器だけを使うのであれば、2泊3日でも大容量のポータブル電源は必ずしも必要ありません。

キャンプでよく使う機器には、スマートフォン、LEDランタン、小型扇風機、電気毛布、ポータブル冷蔵庫などがあります。機器によって消費電力は大きく異なり、例えばLEDランタンは5~20W程度、スマートフォンは1回あたり10~20Wh程度が目安です。

例えば、2人分のスマートフォンを1日1回充電し、LEDランタンを夜間使用するケースなら、3日間の消費電力量は比較的小さく抑えられます。

そのため、

スマートフォン+照明中心 → 500Wh前後~

をひとつの目安にするとよいでしょう。

ただし、実際の必要容量は使用時間や機器の消費電力によって変わるため、キャンプ前に計算しておくと安心です。


②電気毛布や扇風機を使うなら1,000Wh前後以上を検討

夏や冬のキャンプでは、スマートフォンや照明だけでなく、扇風機や電気毛布などの季節家電を使うことがあります。

こうした機器を追加すると、必要な容量は一気に増えます。

例えば、電気毛布を50Wで1晩8時間使用すると、単純計算で400Whを消費します。ポータブル電源からAC出力する場合は変換ロスもあるため、実際にはもう少し余裕を見ておく必要があります。Jackeryも、必要容量を計算する際には「消費電力×使用時間÷0.8」を目安として紹介しています。

電気毛布1枚を2晩使用するだけでも、

50W × 8時間 × 2日 ÷ 0.8 = 約1,000Wh

となります。

ここにスマートフォンや照明などの消費電力が加わるため、冬キャンプで電気毛布を継続して使う場合は、1,000Wh前後以上の容量があると安心です。

同様に、夏場に扇風機を長時間使う場合も、使用時間が長くなるほど必要容量は増えていきます。


③ポータブル冷蔵庫や調理家電まで使うなら、さらに大容量が必要

2泊3日のキャンプでポータブル冷蔵庫や調理家電まで使いたい場合は、必要な電力量をより慎重に考える必要があります。

特にポータブル冷蔵庫は長時間稼働させることが多く、スマートフォンや照明よりも消費電力量が大きくなります。

Jackeryが公開しているキャンプ向けの目安では、ポータブル冷蔵庫は40~80W程度、電気ケトルは800~1,500W程度とされています。

例えば、ポータブル冷蔵庫を50Wで1日8時間使用すると、

50W × 8時間 × 3日 = 1,200Wh

となります。

ここにスマートフォン、照明、扇風機、調理家電などを加えると、2泊3日では1,500Wh~2,000Wh以上が必要になるケースもあります。

さらに、電気ケトルやホットプレートのような高出力家電を使う場合は、容量だけでなく「定格出力」も確認しなければなりません。


④必要容量は「消費電力×使用時間」から計算する

2泊3日のキャンプに必要なポータブル電源容量を正確に考えるなら、使用する家電を一つずつ計算するのがおすすめです。

基本的な考え方は、

消費電力(W)×使用時間(h)÷0.8=必要容量(Wh)の目安

です。

例えば、

使用機器 消費電力の目安 使用時間 3日間の消費電力量
スマートフォン2台 約30W相当 1日1回の充電 約90Wh
LEDランタン 10W 4時間×2泊 約80Wh
電気毛布1枚 50W 8時間×2泊 約800Wh
合計 約970Wh

この場合、変換ロスを考慮すると、

970Wh ÷ 0.8 ≒ 1,210Wh

が必要容量の目安になります。

このように、同じ「2泊3日キャンプ」でも、スマートフォンと照明だけなのか、電気毛布や冷蔵庫まで使うのかによって、必要な容量は大きく異なります。


2泊3日なら「何Whか」だけでなく、何を使うかを先に決める

2泊3日のキャンプでは、泊数だけを基準にポータブル電源を選ぶと、容量不足や不要な大型化につながる可能性があります。

まず、

  • スマートフォン
  • LEDランタン
  • 扇風機
  • 電気毛布
  • ポータブル冷蔵庫
  • 調理家電

など、実際に使う機器を書き出してみましょう。

そのうえで、消費電力と使用時間から必要な電力量を計算すれば、自分のキャンプスタイルに合った容量を選びやすくなります。

また、連泊では一度使い切った電力をどう補充するかも重要です。電源サイトを利用しない場合は、ソーラーパネルや車載充電など、キャンプ中に再充電できる方法まで合わせて考えておくと安心です。

2.2泊3日キャンプのポータブル電源を選ぶポイント

2泊3日のキャンプでは、必要な容量(Wh)を確認するだけでなく、実際に使いたい家電を動かせるか、キャンプ中に再充電できるか、持ち運びやすいかといった点も確認しておく必要があります。

特に連泊では、一度に使用する電力だけでなく「3日間を通してどのように電力を確保するか」まで考えて選ぶことが大切です。

ここでは、2泊3日のキャンプで確認しておきたい5つのポイントを紹介します。

①定格出力(W)は使用する家電に合わせて選ぶ

ポータブル電源の「容量(Wh)」が、どれくらいの電気を蓄えられるかを示すのに対し、「定格出力(W)」は、どれくらいの電力を安定して供給できるかを表します。

例えば、容量が1,000Whあっても定格出力が500Wの場合、消費電力が1,000Wの電気ケトルや電子レンジなどをそのまま動かすことはできません。

2泊3日のキャンプで使用される主な家電には、以下のようなものがあります。

家電 消費電力の目安
スマートフォン充電 約5~30W
LEDランタン 約5~20W
扇風機 約20~50W
電気毛布 約40~80W
ポータブル冷蔵庫 約40~80W
電気ケトル 約800~1,500W


特に電気ケトルや調理家電など、消費電力の大きい機器を使う場合は、容量だけでなく定格出力を確認してください。

また、家電によってはモーターの起動時などに一時的に大きな電力を必要とする場合があります。定格出力だけでなく、製品に記載された最大出力や使用できる機器の条件も確認しておくと安心です。

②使う人数と機器に合った出力ポートを確認する

2泊3日のキャンプでは、スマートフォンやカメラ、ランタンなど、複数の機器を充電する機会が増えます。

そのため、ポートの種類と数も重要なチェックポイントです。

代表的な出力ポートには、

  • ACコンセント

  • USB-A

  • USB-C

  • DC出力

  • シガーソケット

などがあります。

例えば、USB機器を家族で同時に充電したい場合は、USBポートの数を確認しておくと便利です。

一方、電気ケトルや調理家電など家庭用コンセントを使用する機器を持ち込むなら、AC出力が必要になります。

キャンプに持っていく予定の機器を出発前に書き出し、それぞれがどのポートを必要とするか確認しておくと、「現地で接続できない」という失敗を防ぎやすくなります。

③連泊ならソーラー充電など「再充電できる方法」も確認する

2泊3日のキャンプでは、ポータブル電源に蓄えておいた電気を使い切る可能性があります。

特に電気毛布やポータブル冷蔵庫などを長時間使用する場合は、ポータブル電源の容量だけで3日間すべてをまかなうのではなく、キャンプ中に再充電できる方法も考えておくと安心です。

代表的なのがソーラーパネルによる充電です。

天候や設置場所によって発電量は変わりますが、晴れた日に発電した電力をポータブル電源へ補充できれば、連泊中の電力不足を抑えることができます。ポータブル電源とソーラーパネルを組み合わせた使い方は、防災だけでなくアウトドアでも活用されています。

ただし、ソーラー充電は天候の影響を受けるため、「ソーラーがあれば必ず電力を補える」と考えるのは禁物です。

キャンプ場での再充電を重視する場合は、ソーラー入力の最大電力や対応電圧なども確認しておきましょう。

④本体のサイズ・重量もチェックする

2泊3日のキャンプでは、ポータブル電源以外にもテント、寝袋、調理器具、食材など、多くの荷物を持っていきます。

容量を優先しすぎて本体が重くなると、車への積み込みやキャンプサイトまでの移動が負担になることがあります。

特に徒歩で荷物を運ぶ場合や、ソロキャンプで一人ですべて準備する場合は、容量だけでなく重量も重要です。

一方、車でキャンプ場まで移動し、サイト内に置いて使うのであれば、持ち運びやすさよりも容量を優先するという選び方もできます。

「どこからどこまで自分で運ぶのか」を基準に、本体サイズと重量を確認しましょう。

⑤季節やキャンプスタイルに合わせて余裕を持たせる

必要容量を計算するときは、実際に使用する電力量ぎりぎりのモデルを選ぶより、ある程度余裕を持たせることをおすすめします。

例えば、夏なら扇風機、冬なら電気毛布を使うなど、季節によって消費電力量は変わります。

また、現地で予定していなかった機器を使いたくなることもあります。

そのため、

「必要容量ぴったり」ではなく、使用予定の電力量にある程度余裕を持たせる

ことが、2泊3日のキャンプで電力不足を避けるポイントです。

2泊3日のキャンプでは「容量・出力・充電方法」の3つをセットで考える

2泊3日のキャンプ用ポータブル電源を選ぶなら、単純にWhの数字だけを比較するのではなく、

容量(Wh)=どれくらい長く使えるか
定格出力(W)=どんな家電を使えるか
充電方法=使った電気をどう補充するか

という3つの視点から考えると分かりやすくなります。

さらに、人数や使用機器が増えるほど必要なポート数も増えるため、実際のキャンプスタイルに合わせて選ぶことが大切です。

3.2泊3日のキャンプにポータブル電源は必要?向いている人・いらない人

2泊3日のキャンプなら、必ずポータブル電源が必要というわけではありません。

スマートフォンの充電だけならモバイルバッテリーで対応でき、春や秋の過ごしやすい時期で、電気をほとんど使わないキャンプならポータブル電源なしでも不便を感じにくいでしょう。

一方で、電気毛布や扇風機、ポータブル冷蔵庫、調理家電などを使いたい場合は、ポータブル電源があるとキャンプ中の快適さが大きく変わります。特に2泊3日のような連泊では、電源を使う時間が長くなるため、必要性も高くなります。Jackeryのキャンプ向け情報でも、暑さ・寒さ対策や調理、冷蔵など、ポータブル電源を使うことでキャンプの快適性を高められる場面が紹介されています。

ここでは、2泊3日のキャンプでポータブル電源が向いている人・なくても困りにくい人を整理します。

ポータブル電源が向いている人

①スマートフォンやカメラなど、複数の電子機器を充電したい人

2泊3日のキャンプでは、スマートフォンだけでなく、カメラやアクションカメラ、モバイルWi-Fi、ワイヤレスイヤホンなど、充電したい機器が増えがちです。

特に家族やグループでキャンプする場合は、人数分の充電が必要になるため、モバイルバッテリーだけでは容量が足りなくなることがあります。

ポータブル電源があれば、USBポートだけでなくACコンセントを使えるモデルもあるため、さまざまな機器へ給電できます。

「キャンプ中も電池残量を気にせず写真を撮りたい」という方には、ポータブル電源が便利です。

②夏や冬のキャンプで季節家電を使いたい人

夏のキャンプでは扇風機など、冬のキャンプでは電気毛布などを使いたくなることがあります。

これらはスマートフォンよりも消費電力が大きいため、モバイルバッテリーだけでは対応しにくい用途です。

特に冬キャンプでは、就寝中の電気毛布を使うと一晩でまとまった電力量を消費するため、2泊3日なら必要容量をあらかじめ計算しておく必要があります。

夏のキャンプでも、扇風機や小型冷風機などを長時間使用する場合は、容量に余裕を持たせておくと安心です。

③ポータブル冷蔵庫や調理家電を使いたい人

キャンプ中の食材や飲み物を冷やしておきたい場合、ポータブル冷蔵庫があると便利です。

また、電気ケトルや炊飯器などの調理家電を使えば、火を起こす時間を短縮でき、キャンプ初心者やファミリーキャンプでも調理の負担を減らせます。Jackeryもキャンプでポータブル電源を利用するメリットとして、調理や食材の保冷などを挙げています。

ただし、こうした家電はスマートフォンやLEDランタンより消費電力が大きいため、容量だけでなく定格出力も確認することが重要です。

④2泊3日をできるだけ快適に過ごしたい人

「キャンプだから不便でも仕方ない」と考えるのではなく、自然を楽しみながら普段の便利さも取り入れたい方には、ポータブル電源が向いています。

照明、充電、冷蔵、調理、暑さ・寒さ対策など、電源があるだけでできることが増えます。

特にファミリーキャンプや連泊では、使用する家電の数が増えるため、ポータブル電源のメリットを感じやすいでしょう。

ポータブル電源がなくても困りにくい人

①スマートフォンの充電だけで十分な人

キャンプ中に必要なのがスマートフォンの充電だけなら、大容量のポータブル電源を用意する必要はありません。

モバイルバッテリーを持参しておけば、2泊3日でも十分対応できるケースがあります。

「電気を使うのはスマートフォンだけ」という方は、まず必要な電力量を考えてみましょう。

②春や秋など、季節家電をほとんど使わない人

気温が比較的穏やかな季節で、扇風機や電気毛布などを使う必要がなければ、キャンプ中の電力消費はそれほど大きくなりません。

照明やスマートフォンの充電だけなら、ポータブル電源なしでも十分楽しめる場合があります。

③電源サイトを利用する人

キャンプ場にAC電源付きサイトがあり、必要な電化製品をそこから直接使える場合は、ポータブル電源を持参しなくてもよいでしょう。

ただし、サイト内のコンセントから離れた場所で機器を使いたい場合や、夜間・移動中にも電源を確保したい場合は、ポータブル電源があると便利です。

④できるだけ荷物を減らしたい人

2泊3日のキャンプでは、テントや寝袋、調理器具など多くの荷物が必要になります。

電気をほとんど使わないのであれば、ポータブル電源を追加することで荷物だけが増えてしまう可能性があります。

特に徒歩やバイクで移動するキャンプでは、重量も重要な判断基準です。

2泊3日のキャンプにポータブル電源は「何を使うか」で必要性が決まる

2泊3日のキャンプでポータブル電源が必要かどうかは、「連泊するから必要」ではなく、キャンプ中にどんな電化製品を使いたいかで決まります。

キャンプスタイル ポータブル電源
スマートフォンの充電だけ なくても対応しやすい
スマホ+照明 小容量モデルがあると便利
電気毛布・扇風機を使う あると便利
ポータブル冷蔵庫を使う 容量に余裕が必要
調理家電を使う 高出力モデルを検討
ファミリー・連泊 大容量モデルが向いている

大切なのは、「大容量なら安心」と考えることではありません。

実際のキャンプで使う機器と時間をあらかじめ整理し、必要な容量・出力を計算してから選ぶことで、必要以上に大きなポータブル電源を持っていくことも、現地で電力不足になることも避けやすくなります。

2泊3日のキャンプでは、使用する家電・人数・季節・電源サイトの有無を基準に、ポータブル電源が本当に必要か判断するとよいでしょう。

4.2泊3日キャンプにおすすめのPECRONポータブル電源

2泊3日のキャンプでは、使用する家電や人数によって必要な容量が大きく変わります。

スマートフォンや照明が中心なら小容量でも対応できますが、電気毛布や扇風機、ポータブル冷蔵庫などを長時間使う場合は、より大きな容量が必要です。

また、連泊では容量だけでなく、家電を動かすための定格出力や、キャンプ中に再充電できるかどうかも確認しておきたいポイントです。

PECRONでは、コンパクトに持ち運びたい方から、複数の家電を使う本格的なキャンプまで、用途に合わせて選べるリン酸鉄リチウムイオン電池搭載モデルを展開しています。

ここでは、2泊3日のキャンプで使いやすい3モデルを、それぞれの用途に合わせて紹介します。

①PECRON F3000LFP|複数の家電を使う連泊キャンプや大人数での利用に

PECRON F3000LFP ポータブル電源 200Wソーラーパネルセット

ファミリーキャンプやグループキャンプなど、複数の家電を長時間使いたい場合は、大容量・高出力モデルが適しています。

PECRON F3000LFPは3,072Whの大容量と3,600Wの定格出力を備えたモデルです。

2泊3日のキャンプで、

  • ポータブル冷蔵庫

  • 電気ケトル

  • 調理家電

  • 電気毛布

  • 扇風機

  • 照明

  • 複数人のスマートフォンやカメラ

など、さまざまな機器を使用したい場合に検討しやすい容量・出力を備えています。

特に、キャンプで調理家電を使いたい場合は、容量だけでなく定格出力も重要です。3,600Wの定格出力があれば、消費電力の大きい家電を含めた電源計画を立てやすくなります。

また、大容量のため「2泊3日の電力をできるだけポータブル電源だけでまかないたい」という使い方とも相性が良いモデルです。

PECRON F3000LFPの主なスペック

項目 仕様
容量 3,072Wh
定格出力 3,600W
最大出力 4,500W(5秒)
AC入力 最大1,800W
ソーラー入力 最大1,600W
バッテリー リン酸鉄リチウムイオン電池
向いている用途 ファミリーキャンプ・連泊・車中泊・高出力家電・防災

F3000LFPのような大容量モデルは、2泊3日のキャンプだけでなく、長期の車中泊や家庭の非常用電源としても活用できます。

ただし、本体サイズや重量も大きくなるため、車で移動してキャンプサイトに設置するような使い方に適しています。


2泊3日のキャンプなら、使用スタイルからモデルを選ぶ

3モデルの特徴を簡単に比較すると、以下のようになります。

モデル 容量 定格出力 2泊3日キャンプでの主な用途
F3000LFP 3,072Wh 3,600W 複数家電・調理家電・大人数・連泊キャンプ

どれを選ぶかは、単純に容量の大きさだけで決める必要はありません。

**「何人で使うのか」「どんな家電を使うのか」「どれくらいの時間使うのか」「キャンプ中に再充電する予定があるか」**を基準に選ぶことが大切です。

例えば、電力消費をできるだけ抑えたソロキャンプならE300LFP、2泊3日で複数の小型機器を使うならE500LFP、家族で調理家電や冷蔵庫まで使用するならF3000LFPというように、キャンプスタイルに合わせて考えると選びやすくなります。

なお、2泊3日では天候によってソーラー発電量が変わることもあるため、ソーラー充電を利用する場合でも、曇天時に必要な電力を確保できるよう余裕を持った容量計画を立てておくと安心です。

5.2泊3日キャンプのポータブル電源に関するFAQ

2泊3日のキャンプでポータブル電源を使う場合、「何Wh必要?」「どの家電まで使える?」「途中で充電できる?」など、容量以外にも気になる点があります。

ここでは、連泊キャンプで特に多い疑問をまとめました。

Q1.2泊3日のキャンプならポータブル電源は何Wh必要ですか?

A.使う家電によって異なりますが、スマホ・照明だけなら500Wh前後から、電気毛布や扇風機なども使うなら1,000Wh前後以上が一つの目安です。

ポータブル冷蔵庫や調理家電まで使う場合は、さらに大きな容量が必要になることがあります。

例えば、電気毛布を50Wで1日8時間、2泊使用すると、単純計算で800Whを消費します。ここにスマートフォンや照明などを加えると、1,000Wh前後の容量が必要になる可能性があります。

一方、消費電力の小さい機器だけなら、200~500Wh程度でも対応できるケースがあります。Jackeryもキャンプでは「何を何時間使うか」を基準に容量を計算することを推奨しています。


Q2.2泊3日なら1,000Whあれば十分ですか?

A.使用する家電が少なければ十分な場合がありますが、すべてのキャンプに当てはまるわけではありません。

例えば、スマートフォン、LEDランタン、扇風機などを中心に使う場合は、1,000Whクラスでも比較的余裕を持たせやすいでしょう。

一方、

  • ポータブル冷蔵庫を長時間使用する

  • 電気毛布を複数枚使う

  • 電気ケトルやホットプレートを使う

  • 複数人で電子機器を充電する

といった使い方では、1,000Whを超える容量が必要になる場合があります。

連泊キャンプでは、1泊分の消費量だけでなく、2泊3日全体の電力消費を計算することが重要です。


Q3.2泊3日のキャンプで電気毛布を使う場合、何Wh必要ですか?

A.電気毛布の消費電力と使用時間によって変わりますが、50Wの電気毛布を1晩8時間、2泊使用する場合、約800Whが消費電力量の目安です。

計算すると、

50W × 8時間 × 2泊 = 800Wh

となります。

実際にはポータブル電源からAC出力する際の変換ロスもあるため、800Whぴったりではなく、ほかの機器の消費電力も含めて余裕を持たせる必要があります。

Jackeryも、ポータブル電源の容量を計算する際には、消費電力と使用時間に加えて変換ロスを考慮する方法を案内しています。


Q4.2泊3日のキャンプでポータブル冷蔵庫は使えますか?

A.使えますが、容量には余裕を持たせることをおすすめします。

ポータブル冷蔵庫はキャンプ中に長時間稼働させることが多いため、スマートフォンや照明に比べて消費電力量が大きくなりやすい機器です。

Jackeryのキャンプ向け資料では、ポータブル冷蔵庫の消費電力の目安を40~80W程度としています。実際の消費電力量は、設定温度や外気温、開閉回数などによって変わります。

そのため、2泊3日でポータブル冷蔵庫を使用する場合は、冷蔵庫だけでなくスマートフォンや照明、季節家電などの消費量も合わせて計算しましょう。


Q5.2泊3日のキャンプではソーラーパネルも必要ですか?

A.連泊中に電力を補充したい場合は、ソーラーパネルがあると便利です。

2泊3日のキャンプでは、1日目や2日目にポータブル電源を使用すると、3日目までに残量が少なくなる可能性があります。

電源サイトを利用しない場合でも、対応するソーラーパネルがあれば、晴天時に太陽光から電力を補充できます。

ただし、ソーラー充電は天候や設置方向、日照時間などによって発電量が変わります。そのため、ソーラーパネルだけを前提に容量を決めるのではなく、天候が悪い場合でも必要な電力を確保できるように計画しておくことが重要です。Jackeryも連泊キャンプではソーラーパネルを組み合わせる方法を紹介しています。


Q6.2泊3日のキャンプでは定格出力は何W必要ですか?

A.使用する家電によって異なります。特に電気ケトルや調理家電などを使う場合は、定格出力を必ず確認してください。

スマートフォンやLEDランタンが中心なら、比較的小さな出力でも対応できます。

一方、電気ケトルやホットプレートなどを使用する場合は、容量だけでなく定格出力が重要になります。

Jackeryのキャンプ向け情報でも、電気ケトルやホットプレートなどは消費電力が大きい機器として紹介されています。

「必要な容量」と「使える家電」は別の問題なので、2泊3日のキャンプではWhとWの両方を確認しましょう。


Q7.2泊3日のキャンプなら大容量のポータブル電源ほど良いですか?

A.必ずしもそうとは限りません。

容量が大きくなるほど、一般的に本体サイズや重量も大きくなります。

例えばソロキャンプでスマートフォンと照明しか使わないのに3,000Whクラスを持っていくと、電力には余裕があっても、車への積み下ろしや設置が負担になる可能性があります。

反対に、ファミリーキャンプで冷蔵庫や調理家電を使う場合に小容量モデルを選ぶと、途中で電力が足りなくなる可能性があります。

つまり、重要なのは「最大容量」ではなく、自分のキャンプスタイルに合った容量です。Jackeryもキャンプの人数やスタイルによって必要な容量が変わると説明しています。


まとめ|2泊3日のキャンプは「使う家電」から容量を決めよう

2泊3日のキャンプに必要なポータブル電源の容量は、泊数だけでは決まりません。

スマートフォンや照明だけなら比較的小容量でも対応できますが、電気毛布、扇風機、ポータブル冷蔵庫、調理家電などを使う場合は、必要な電力量が大きくなります。

容量を選ぶ際は、

消費電力(W)×使用時間(h)

をもとに、キャンプ中に使用するすべての機器の消費電力量を合計して考えることが基本です。さらにAC出力時の変換ロスなども考慮し、必要容量にはある程度余裕を持たせると安心です。

また、連泊キャンプでは容量だけでなく、

  • 定格出力(W)

  • 出力ポートの種類と数

  • ソーラー充電への対応

  • 本体のサイズ・重量

まで確認することが大切です。

キャンプスタイルによって必要なスペックは異なります。ソロキャンプで荷物を軽くしたい場合と、家族で複数の家電を使う場合では、適したポータブル電源はまったく違います。

PECRONでは、コンパクトなE300LFP、容量と携帯性のバランスに優れたE500LFP、大容量・高出力のF3000LFPなど、用途に合わせて選べるポータブル電源を展開しています。

2泊3日のキャンプに持っていく一台を選ぶ際は、まず「何を、何時間使いたいのか」を書き出して必要な電力量を計算し、そのうえで容量・出力・重量・充電方法を比較してみましょう。

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