- Jun 11
- 作成者 PECRONJAPAN
冷蔵庫は、日常生活の中でも特に使用機会の多い家電のひとつです。資源エネルギー庁の省エネ情報でも、家庭の電力消費はエアコン・冷蔵庫・照明で大きな割合を占めると案内されています。さらに災害時には、冷蔵庫の中の食材をどれだけ保てるかが生活の安心感に直結します。内閣府の防災情報でも、災害時はまず冷蔵庫の中身を活用し、その後は備蓄食材でしのぐ考え方が紹介されています。
そのため、停電対策や外出先での食材管理を考えるなら、冷蔵庫を動かせるポータブル電源の基本を知っておくことが大切です。NITEでも、ポータブル電源は持ち運びできる蓄電装置として扱われており、屋外で使う場合は使用環境や安全面への注意が必要だと案内しています。
1.冷蔵庫に電源が必要になるのはどんなとき?

冷蔵庫は毎日当たり前のように使っている家電ですが、電源のありがたさを強く感じるのは、むしろ「いつも通りに使えない場面」です。
冷蔵庫をポータブル電源で使う場面は、実はかなり幅広くあります。
① 停電時の食品保管
もっとも分かりやすいのが停電対策です。
地震や台風、豪雨などで停電が起きると、冷蔵庫の中の食品や飲み物をどう保つかが大きな課題になります。特に夏場は庫内温度が上がりやすく、生鮮食品や冷凍食品の管理が難しくなります。災害時には、冷蔵庫の中の食材をできるだけ活用しながら、その後は常備している保存食につなげていく考え方が防災情報でも紹介されています。
② 車中泊やキャンプでの食材管理
車中泊やキャンプでも、冷蔵庫が使えると食事の自由度がかなり広がります。
飲み物を冷やしておけるだけでも快適ですし、食材の保存がしやすくなることで、旅先でも家に近い感覚で過ごしやすくなります。ポータブル電源は持ち運びできる蓄電装置なので、こうした外出先の使い方と相性が良いのが特徴です。
③ 長時間の外出やイベントでの飲料管理
屋外イベントや長時間の外出では、冷たい飲み物を準備できるだけでもかなり助かります。
また、休憩用の飲み物や弁当を温度管理しながら持ち運びたい場面でも、冷蔵庫や保冷機器があると安心感が違います。電源の取りにくい場所では、ポータブル電源があるだけで対応できる場面が増えます。
④ 仕事や作業の現場での保冷
現場作業や仮設スペースでも、冷蔵庫があると飲料や食材の管理がしやすくなります。
真夏の現場では、冷たい飲み物を確保できるだけでも作業環境が変わりますし、保冷が必要な物を一時的に預けておけるのも便利です。
2.冷蔵庫を動かすために見るべき出力と容量

冷蔵庫をポータブル電源で使うときは、まず「動かせるだけの出力があるか」と「どれくらいの時間使えるか」の2点を確認することが大切です。
冷蔵庫は長時間通電する家電で、運転時の消費電力は機種や使い方、周囲温度によって変わります。JEMAでも、冷蔵庫は年間消費電力量や省エネ性能表示を確認して選ぶよう案内しています。
① まずは「定格出力」が足りるかを確認する
ポータブル電源で冷蔵庫を動かすには、冷蔵庫の必要電力よりポータブル電源の定格出力が上回っていることが前提です。
家庭用電気の基本として、消費電力は V×A=W で表され、合計が上限を超えるとブレーカーが落ちることをPanasonicが説明しています。ポータブル電源でも考え方は同じで、出力が不足すると冷蔵庫は動きません。これは、電力が足りない状態では家電を正常に動かせないという意味での一般的な整理です。
冷蔵庫は、運転中ずっと同じ電力を使うわけではありません。JEMAや各メーカーの案内では、最新の冷蔵庫はインバーター制御や自動省エネ運転などで効率化されており、10年前の製品と比べても省エネ性能が進んでいます。資源エネルギー庁でも、今どきの冷蔵庫は10年前と比べて約21〜30%省エネと案内しています。
② 冷蔵庫は「起動時」や「庫内が熱いとき」に負荷が大きくなる
見落としやすいのが、冷蔵庫の運転が常に一定ではない点です。
日立は、庫内の温度が高いとコンプレッサーが高速運転し、消費電力が大きくなると案内しています。シャープも、停電モード時に冷蔵庫へ加えて大きな消費電力の機器を使うと、コンプレッサーが数分間停止することがあると説明しています。つまり、冷蔵庫は状況によって必要な電力が増えやすい家電です。
そのため、ポータブル電源を選ぶときは、定格出力に少し余裕があるモデルを選ぶほうが安心です。
ここは「冷蔵庫の定格消費電力ぴったり」ではなく、周囲温度や使用状況の変化も見込んでおく、という考え方が実用的です。これは、冷蔵庫の消費電力が使用環境によって変わるという各社の案内からの実務的な判断です。
③ 「容量」は何時間使えるかを決める
次に見るべきなのが容量です。
容量は、どれくらい長く冷蔵庫を動かせるかに関わります。Panasonicの案内では、電力量は Wh(ワット時) で考え、1000Wh=1kWh として計算できます。つまり、ポータブル電源の容量と冷蔵庫の消費電力が分かれば、使える時間の目安が出せます。
目安の考え方は次の通りです。
使用時間(h) ≒ ポータブル電源容量(Wh)×0.8 ÷ 冷蔵庫の消費電力(W)
この「0.8」は、電力変換時のロスを見込んだ考え方です。
実際には冷蔵庫が常時フルパワーで動くわけではないので、使い方によっては計算より長くもつこともあります。JEMAでも、ドアの開閉を減らしたり、食品の入れ方を工夫したりすると省エネになると案内しています。
④ 冷蔵庫の容量は「大きいほど電気を多く使う」とは限らない
冷蔵庫は、容量が大きいからといって単純に消費電力が大きくなるとは限りません。
資源エネルギー庁によると、今どきの冷蔵庫は10年前と比べて約21〜30%省エネになっており、JEMAでも最新機種はインバーターや真空断熱材などの省エネ技術が進んでいると案内されています。
そのため、容量だけでなく年間消費電力量や省エネ性能で比較することが大切です。
JEMAでは、購入前のチェックポイントとして、年間消費電力量(kWh/年)や省エネ基準達成率、星マーク表示を確認するよう案内しています。
⑤ 冷蔵庫を動かすときに見るべきポイント
冷蔵庫をポータブル電源で使うなら、次の2つをまず確認すると分かりやすくなります。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 出力 | 冷蔵庫の必要電力より定格出力が上か |
| 容量 | 何時間使いたいかに対して十分か |
この2つに加えて、冷蔵庫は庫内温度や周囲温度、ドア開閉の回数でも消費電力が変わるため、少し余裕のある設計で選ぶのが現実的です。日立やJEMAの案内でも、開閉回数や開閉時間、周囲温度が消費電力に影響するとされています。
3.停電時に便利な機能「UPS」と「パススルー」

冷蔵庫を停電対策としてポータブル電源につなぐ場合、容量や出力だけでなく、**「UPS機能」と「パススルー機能」**の有無も確認しておきたいポイントです。
特に近年は、地震や台風、大雨による停電リスクへの備えとしてポータブル電源を導入する家庭が増えています。しかし、ただ大容量のモデルを選ぶだけでは、停電時に期待した使い方ができない場合もあります。
そこで知っておきたいのが、UPSとパススルーという2つの機能です。
① UPS(無停電電源装置)とは?
UPS(Uninterruptible Power Supply)は、停電が発生した際に自動でバッテリー給電へ切り替える機能です。
通常時は家庭のコンセントから家電へ電力を供給し、停電を検知すると瞬時にポータブル電源側へ切り替わります。
冷蔵庫の場合、停電時に電源供給が長時間途切れると庫内温度が徐々に上昇し、保存している食品へ影響が出る可能性があります。
UPS機能があれば、
- 冷蔵庫
- Wi-Fiルーター
- パソコン
- 防犯カメラ
- 医療機器(一部)
などを停電時も継続して使用しやすくなります。
UPSが役立つ場面
例えば夜中に突然停電した場合、
UPSなし
停電発生
↓
冷蔵庫停止
↓
手動でポータブル電源へ接続
UPSあり
停電発生
↓
自動でバッテリー給電へ切替
↓
冷蔵庫は継続運転
という違いがあります。
特に旅行中や留守中など、すぐに対応できない場面では大きな安心材料になります。
② パススルー機能とは?
パススルー機能とは、
ポータブル電源を充電しながら同時に家電へ給電できる機能
のことです。
通常は、
コンセント
↓
ポータブル電源
↓
冷蔵庫
という接続方法になります。
パススルー非対応の場合は、
- 充電中は給電できない
- 給電中は充電できない
といった制限があります。
一方、パススルー対応モデルなら、
- 本体を充電
- 冷蔵庫へ給電
を同時に行えます。
日常的に冷蔵庫のバックアップ電源として設置したい場合、この機能は非常に便利です。
③ UPSとパススルーは何が違う?
似ているようで役割は異なります。
| 機能 | 役割 |
|---|---|
| UPS | 停電時に自動で給電へ切り替える |
| パススルー | 充電しながら家電へ給電する |
| UPS+パススルー | 日常利用と停電対策を両立できる |
つまり、
UPS=停電対策機能
パススルー=常時接続を便利にする機能
と考えると分かりやすいでしょう。
④ 冷蔵庫用途なら両方搭載モデルがおすすめ
冷蔵庫は24時間稼働する家電です。
そのため、
- 非常時だけ使う
- 必要になったら接続する
という運用よりも、
普段から接続しておき、停電時に自動でバックアップできる環境
の方が実用的です。
そのため冷蔵庫向けのポータブル電源を選ぶ際は、
✅ UPS対応
✅ パススルー対応
✅ 長寿命バッテリー
✅ 正弦波AC出力
を確認しておくと安心です。
特に防災用途を重視する場合は、容量だけでなくこれらの機能も重要な比較ポイントになります。
⑤ 長時間停電に備えるならソーラーパネルも有効
UPSとパススルーによって停電直後の電力確保はできますが、数日規模の停電になると蓄えている電力だけでは限界があります。
そこで有効なのがソーラーパネルとの組み合わせです。
昼間に発電した電気をポータブル電源へ蓄えれば、
- 冷蔵庫
- スマートフォン
- LED照明
- Wi-Fiルーター
などへの給電を継続しやすくなります。
特に台風シーズンや地震対策を重視する家庭では、「ポータブル電源+ソーラーパネル」の組み合わせを検討するケースが増えています。
4.失敗しないポータブル電源の選び方
冷蔵庫を動かすためにポータブル電源を購入する場合、「容量が大きければ安心」と考えがちです。しかし実際には、容量だけでなく出力や安全性、バッテリー寿命なども重要になります。
特に冷蔵庫は24時間365日稼働する家電です。停電時のバックアップ電源として活用するなら、長期間安心して使えるモデルを選ぶことが大切です。
ここでは、冷蔵庫用途で失敗しないためのチェックポイントを紹介します。
① まずは必要な容量(Wh)を確認する
ポータブル電源選びで最も重要なのが容量です。
容量が不足すると、停電時に十分な時間冷蔵庫を稼働させることができません。
一般的な家庭用冷蔵庫の年間消費電力量は約250~350kWh前後が多く、1日あたりに換算すると約700~1,000Wh程度になります。省エネ性能や使用環境によって変動しますが、防災用途なら最低でも1日分をカバーできる容量を目安にすると安心です。参考:経済産業省 資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ」
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saving/general/
目安としては以下のように考えられます。
| 用途 | 推奨容量 |
|---|---|
| 短時間の停電対策 | 500~1,000Wh |
| 半日~1日程度の停電対策 | 1,000~2,000Wh |
| 長時間停電・防災重視 | 2,000Wh以上 |
冷蔵庫だけでなく、スマートフォンや照明なども同時に使いたい場合は余裕を持った容量を選ぶのがおすすめです。
② 定格出力に余裕があるか確認する
容量と並んで重要なのが定格出力です。
冷蔵庫は通常運転時の消費電力はそれほど高くありませんが、コンプレッサーが起動するときには一時的に大きな電力が必要になります。
そのため、
冷蔵庫の消費電力 < ポータブル電源の定格出力
だけでなく、
起動時の負荷にも対応できる余裕
を持ったモデルを選ぶことが大切です。
また、停電時には冷蔵庫以外にも電子レンジや電気ケトルなどを使用したくなることがあります。
将来的な使い方も考えると、出力に余裕のあるモデルの方が活用の幅は広がります。
③ リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているか
近年のポータブル電源選びでは、バッテリーの種類も重要な比較ポイントになっています。
現在主流となっているのが、
リン酸鉄リチウムイオン電池(LiFePO4)
です。
従来のリチウムイオン電池と比較すると、
- 長寿命
- 高い安全性
- 熱に強い
- 劣化しにくい
といった特徴があります。
防災用途では長期間保管するケースも多いため、バッテリー寿命は非常に重要です。
一般的にリン酸鉄リチウムイオン電池は数千回レベルの充放電サイクルに対応しており、長く使いやすい傾向があります。
④ UPS・パススルー機能に対応しているか
前章で紹介したUPS機能とパススルー機能も確認しておきましょう。
特に冷蔵庫用途では、
- 普段はコンセント給電
- 停電時は自動バックアップ
という運用が理想的です。
UPS機能があれば停電時の切替を自動化でき、パススルー機能があれば常時接続もしやすくなります。
防災対策を重視するなら、容量だけでなく機能面も比較することが重要です。
⑤ 正弦波AC出力に対応しているか
ポータブル電源のAC出力にはいくつか種類がありますが、冷蔵庫を使用する場合は正弦波出力のモデルを選びましょう。
正弦波は家庭のコンセントと同じ波形の電力です。
冷蔵庫をはじめ、
- テレビ
- パソコン
- 炊飯器
- 電子レンジ
など多くの家電に対応しやすいのが特徴です。
長時間使う家電だからこそ、安定した電力を供給できるモデルが安心です。
⑥ 室内で使いやすい静音性と安全性も重要
冷蔵庫の近くに設置する場合は、動作音にも注目したいところです。
近年のポータブル電源は静音化が進んでいますが、モデルによって差があります。
特に、
- 寝室の近く
- リビング
- ワンルーム
などで使用する場合は静音設計のモデルが快適です。
また、安全性については、
- BMS(バッテリーマネジメントシステム)
- 過充電保護
- 過放電保護
- 温度保護
- 過負荷保護
などの保護機能が搭載されているかも確認しておきましょう。
長時間接続する可能性がある冷蔵庫用途では、安全性は特に重視したいポイントです。
⑦ ソーラーパネル対応なら停電時の安心感がさらに高まる
停電が数時間で復旧するとは限りません。
大規模災害では数日以上停電が続くケースもあります。
そのため、防災用途を重視する場合はソーラーパネル対応モデルがおすすめです。
昼間に発電して充電できれば、
- 冷蔵庫
- スマートフォン
- LED照明
- Wi-Fiルーター
などを継続して使用しやすくなります。
単なる非常用電源としてだけでなく、日常の節電やアウトドア用途にも活用できるため、長期的な使い勝手も向上します。
冷蔵庫向けポータブル電源選びで確認したいポイント
購入前には次の項目をチェックしておくと安心です。
✓ 容量は十分か(できれば1,000Wh以上)
✓ 定格出力に余裕があるか
✓ リン酸鉄リチウムイオン電池を採用しているか
✓ UPS機能があるか
✓ パススルー機能があるか
✓ 正弦波AC出力か
✓ 安全保護機能が充実しているか
✓ ソーラーパネル充電に対応しているか
これらを総合的に比較することで、停電時にも安心して冷蔵庫を稼働できるポータブル電源を選びやすくなります。
5.家庭・防災・外出先で使いやすいおすすめ3選
ここまで解説してきたように、冷蔵庫をポータブル電源で使用する際は、単純に容量だけで選ぶのではなく、用途や使用環境に合ったモデルを選ぶことが重要です。
例えば、
- 長時間の停電対策を重視したい
- 家庭でもアウトドアでも使いたい
- コンパクトなモデルを探している
など、求める条件によって最適なモデルは異なります。
ここでは、冷蔵庫用途にも対応しやすいPECRONのおすすめモデルを3つ紹介します。
① F3000LFP|長時間の停電対策にも対応する大容量モデル
大容量・高出力で家庭の防災対策を重視する方に
F3000LFP は、家庭用バックアップ電源として活用しやすい大容量モデルです。
冷蔵庫だけでなく、
- 照明
- Wi-Fiルーター
- テレビ
- 電子レンジ
- 電気ケトル
など複数の家電を同時に使用しやすいため、防災用途との相性に優れています。
停電時に冷蔵庫を長時間稼働させたい方や、家族全体の非常用電源として備えたい方に適しています。
こんな方におすすめ
- 防災対策を重視したい
- 長時間停電に備えたい
- ソーラーパネルと組み合わせたい
- 冷蔵庫以外の家電も使いたい
主な仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| バッテリー | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
| 容量 | 約3,072Wh |
| 定格出力 | 3,600W |
| UPS機能 | 対応 |
| ソーラー充電 | 対応 |
② E600LFP|家庭用とアウトドアのバランスモデル
日常使いと非常時の両方で活躍
E600LFP は、持ち運びやすさと実用性のバランスが取れたモデルです。
家庭での停電対策はもちろん、
- 車中泊
- キャンプ
- ベランダ利用
- 屋外イベント
など幅広いシーンで活躍します。
小型冷蔵庫や車載冷蔵庫との相性も良く、アウトドア用途を重視する方にも人気の容量帯です。
こんな方におすすめ
- 防災とアウトドアを両立したい
- 車中泊を楽しみたい
- ポータブル冷蔵庫を使用したい
- 初めてポータブル電源を導入する
主な仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| バッテリー | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
| 容量 | 約614Wh |
| 定格出力 | 1,200W |
| UPS機能 | 対応 |
| ソーラー充電 | 対応 |
③ E500LFP|コンパクトで持ち運びやすいエントリーモデル
日帰り利用や非常時の備えに
E500LFP は、軽量で扱いやすいモデルです。
スマートフォンやノートパソコンの充電はもちろん、短時間であれば小型冷蔵庫やポータブル冷蔵庫への給電にも活用できます。
防災用品として保管しやすく、収納スペースを取りにくい点も魅力です。
こんな方におすすめ
- 初めてポータブル電源を購入する
- コンパクトなモデルが欲しい
- 日帰りキャンプで使いたい
- 災害時の最低限の備えをしたい
主な仕様
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| バッテリー | リン酸鉄リチウムイオン電池 |
| 容量 | 約512Wh |
| 定格出力 | 600W |
| UPS機能 | 対応 |
| ソーラー充電 | 対応 |
用途別の選び方まとめ
どのモデルを選ぶべきか迷った場合は、まず「何をどれくらいの時間使いたいか」を考えるのがおすすめです。
| 利用シーン | おすすめモデル |
|---|---|
| 長時間停電・防災重視 | F3000LFP |
| 家庭+車中泊+キャンプ | E600LFP |
| 日常利用・入門モデル | E500LFP |
冷蔵庫のバックアップ電源として考える場合は、家庭用冷蔵庫を長時間稼働させたいならF3000LFP、小型冷蔵庫や車載冷蔵庫が中心ならE600LFPやE500LFPでも十分活用しやすいでしょう。
また、長期間の停電対策を考える場合は、ソーラーパネルと組み合わせることで、昼間に発電した電力を活用できるため安心感がさらに高まります。
6.よくある質問(FAQ)
Q1.ポータブル電源で冷蔵庫は何時間くらい動かせますか?
冷蔵庫の消費電力や使用環境によって大きく異なります。
一般的な目安としては、
稼働時間(時間) ≒ ポータブル電源容量(Wh)×0.8 ÷ 冷蔵庫の平均消費電力(W)
で計算できます。
ただし、冷蔵庫はコンプレッサーが常に動いているわけではなく、庫内温度や周囲温度に応じて運転を繰り返しています。
そのため、実際の稼働時間は計算結果より長くなる場合もあります。
また、ドアの開閉回数や設置環境によっても消費電力は変化します。
Q2.ポータブル電源を冷蔵庫に常時接続しても問題ありませんか?
パススルー機能を搭載したモデルであれば、基本的に常時接続での運用が可能です。
普段は家庭用コンセントから給電しながらポータブル電源を待機状態にしておき、停電時にはバックアップ電源として活用できます。
ただし、長期間安心して使用するためには、
- 過充電保護
- 過放電保護
- 温度保護
- BMS(バッテリーマネジメントシステム)
などの安全機能を備えたモデルを選ぶことが重要です。
Q3.UPS機能があれば停電時も冷蔵庫は止まりませんか?
UPS機能は停電時に自動でバッテリー給電へ切り替える機能です。
そのため、手動で電源を切り替える必要がなく、冷蔵庫への給電を継続しやすくなります。
特に、
- 災害による停電
- 台風や大雨による停電
- ブレーカーのトラブル
などに備えたい場合は、UPS機能対応モデルがおすすめです。
Q4.冷蔵庫用ならどれくらいの容量が必要ですか?
使用目的によって異なりますが、停電対策として使用する場合は1,000Wh以上を目安にすると安心です。
例えば、
- 数時間程度の停電対策:500~1,000Wh
- 半日~1日程度の停電対策:1,000~2,000Wh
- 長時間停電や防災対策:2,000Wh以上
がひとつの目安になります。
また、スマートフォンや照明なども同時に使う予定がある場合は、余裕のある容量を選ぶのがおすすめです。
Q5.ソーラーパネルは必要ですか?
短時間の停電対策であれば必須ではありません。
しかし、地震や台風などによる長期停電を想定する場合は、ソーラーパネルとの併用が有効です。
昼間に発電した電気をポータブル電源へ蓄電できるため、
- 冷蔵庫
- スマートフォン
- LED照明
- Wi-Fiルーター
などへの給電を継続しやすくなります。
防災対策を重視する方にとって、ソーラーパネルは大きな安心材料になるでしょう。
Q6.冷蔵庫以外にも使えますか?
もちろん可能です。
ポータブル電源は冷蔵庫だけでなく、
- テレビ
- ノートパソコン
- Wi-Fiルーター
- 扇風機
- 電気毛布
- 炊飯器
- 電子レンジ
などさまざまな家電に利用できます。
そのため、防災用途だけでなく、キャンプや車中泊、屋外イベントなど幅広いシーンで活躍します。
7.まとめ|冷蔵庫の停電対策には容量・出力・機能のバランスが重要
冷蔵庫は食品や飲料を保管するため、停電時に優先して電力を確保したい家電のひとつです。
しかし、ポータブル電源を選ぶ際は単純に容量だけを見るのではなく、
- 定格出力
- バッテリー容量
- UPS機能
- パススルー機能
- バッテリー寿命
- 安全性
などを総合的に確認することが大切です。
特に家庭用冷蔵庫を停電時に長時間稼働させたい場合は、十分な容量を備えたモデルを選ぶことで安心感が高まります。
また、ソーラーパネルと組み合わせれば、長期間の停電時でも太陽光を活用して充電できるため、防災対策としてさらに心強い存在になるでしょう。
PECRONでは、防災用途に適した大容量モデルから、アウトドアや日常使いに便利なコンパクトモデルまで幅広いラインアップを展開しています。
- 大容量で家庭全体のバックアップを重視するなら F3000LFP
- 防災とアウトドアを両立したいなら E600LFP
- 手軽に持ち運べるモデルを探しているなら E500LFP
といったように、利用シーンに合わせて選ぶことができます。
停電対策や防災準備を考えている方は、この機会に自宅の冷蔵庫に必要な電力を確認し、自分に合ったポータブル電源を検討してみてはいかがでしょうか。



















































